新千里東町の地域新聞『新千里東町 ひがしおか』に「ひがしまち街角広場」の記事を寄稿しました。
「お水ちょうだい、水筒からっぽ」「お帰り、今日は暑かったからね」こんな会話が聞こえる「ひがしまち街角広場」は地域交流の場として定着してきました。 「街角広場」は、2000年に建設省(現国土交通省)による「歩いて暮らせる町づくり」で全国20ヶ所の1つになったことがスタートです。住民調査の結 果、「近隣センターに住民交流の場」との希望で豊中市が社会実験として、2001年9月30日開設しました。6ヶ月の実験期間終了を機に皆様の協力のもと 自主運営に切り替え、3周年を迎える事が出来ました。 10月9日(土)は大阪大学の院生、学生が東町や千里ニュータウンについてフィールドワークとして調査し、私達と違った視点での報告がありました。午後は 東丘小学校の先生6名と生徒たち総勢16名が「よさこいソーラン」を迫力ある演技で披露し、アンコールにも応えてくれました。 10月10日(日)は八中生の「バトン部」、力の限りの演技でした。次は和太鼓「八鼓」、アンコールの大拍手。観るたびに上達し頼もしい限りです。大阪大学からは地域との意見交換、飛び入りで「街角リニューアル」の話も出て楽しい発表でした。 また千里中央でストリートミュージシャンをしていたグループ「歌続」(YAMAHAからCDを出した)の2人も参加してくれ、彼らの演奏で立食パーティーも盛会でした。 岡山県「まにわ農協」も地域交流をしようとの参加で盛り上げてくれました。大阪府教育委員会も「子どもの居場所」をテーマとして取材に来ました。 豊中市をはじめ、多方面からのお客様をお迎えできたのも、たくさんのスタッフやボランティアの協力があり、また商店会のご理解があっての事と感謝しています。 よそから来た人々からは「東町は素晴らしい!」と驚きの言葉をいただきました。「街角広場」は、まちづくりの手本として情報の提供を申し込まれたり、見学 に来られたり、運営委員は度々話しに出かけています。東町の素晴らしさは、羨ましがられ、「自分たちの町にも街角広場を」の声を聞きながら「頑張ってくだ さい」と話しています。 先日国交省、府、企業局、市の視察見学があり、21日には市広報「とよなか」が、東町の様子を取材にきました。12月号が楽しみです。
※「ひがしまち街角広場 おかげさまで三周年」・『新千里東町 ひがしおか』第24号 2004年11月1日