東町探訪② ひがしまち街角広場を知っていますか(ひがしおか, 2010年1月1日)

新千里東町の地域新聞『新千里東町 ひがしおか』に「ひがしまち街角広場」の記事を寄稿しました。


街角のおばちゃんにきいてみました。

どこにあるの?
東町近隣センター内の一店舗

どんなところ?
地域交流の場。買い物や散歩のついでに「ちょっとコーヒー」、会議やサークルの帰りに一服。小学生も水飲みに。困ったことわからないことをきけば、その場のだれかが解決してくれます。街角が困った時は、お客さんが助けてくれます。
◆コーヒー・紅茶・カルピス お気持ち料 100円。
◆日・祝日を除く平日、11時から16時まで開設。

街角は喫茶だけ?
いいえ、開設時間以外、地域のサークルや団体の会議場所として1回500円で貸切OK。ここから「千里グッズの会」や「千里竹の会」などが誕生(施設内で 千里の絵ハガキ・竹炭・竹酢など販売)。また4月のタケノコ掘、10月の周年記念行事、12月のしめ縄作りのほか、陶器とりかえ隊、留学生を招いての土曜 ブランチなど、イベントもいろいろ楽しみです。
また、産直の共同購入も毎年恒例になっています。

いつ?どのようにできたの?
国の「歩いて暮らせる街づくり構想」の社会実験として、平成12年全国20か所の一つに選ばれたのが始まりです。
地域住民、商業関係者、学識経験者、行政職員からなる「調査検討委員会」が結成され、何度も検討の場を経て、七つの提案がまとめられました。その中の「近 隣センターを生活サービスと交流の拠点にしよう!」という提案を6ヶ月間の「社会実験」として実施することになり、近隣センターの空き店舗を借り、「街角 広場」がスタートしました。検討委員会、住民の皆さんの協力のお陰で「社会実験」は大きな反響を得ました。
その後、実験の期間が過ぎても利用者からの要望も強く、自主運営で再出発の運びとなり、現在に至ります。

街角のおばちゃんたちはどんな人?
「やりたいなぁ」と思う人ならだれでもOK。現在東町以外からのスタッフも合わせて10人余り。お弁当持ちで無償の働きです。スタッフはいつでも募集中です。一度入ってみませんか?

・いろいろな人とおしゃべりができて、知り合いが増え元気が保たれているの。もう私の老後は大丈夫よ!
・心が大きくなった気がするわ。身体もついでにって?
・お料理のレパートリーが増えたなあ。刺激が多いから、脳の活性化、ばっちり。
今後どのように?

建て替えに伴い、新しい住民や時代の変化に対応し、誰でもが立ち寄ってみたい場となるよう、今後も地域活動の拠点として、街角からいろんなことを発信していきます。東町の「地域資産」として今後も住民の皆さんの理解と協力が大切です。


※「東町探訪② ひがしまち街角広場を知っていますか」・『新千里東町 ひがしおか』第55号 2010年1月1日