イギリスの研究者の視察

2019年3月19日(火)、イギリスの研究者の方々の視察がありました。オックスフォードブルックス大学(オックスフォード大学の分校)の教授と講師の方で、公共住宅の研究をされているとのことでした。

最初に、「ディスカバー千里」のメンバーが千里ニュータウンや新千里東町の集合住宅の建替えとコミュニティの変化について説明。次に、「ひがしまち街角広場」や、府営新千里東住宅で開かれている「3・3ひろば」について、それぞれのコミュニティ・カフェの住民スタッフが活動を説明しました。

研究者の方々は、高齢者をはじめとした集いの場の運営や自然な見守りといった地域に貢献する活動を「楽しいからやっている」という話に感激されたようです。

「ひがしまち街角広場」には多くの視察や見学があります。スタッフによる視察者や見学者への説明は、自分たちの活動や地域のことを客観的に捉え直す機会でもあります。「ひがしまち街角広場」は地域住民の交流の場というだけでなく、運営者が運営をしながら地域の価値を発信する場でもあると感じました。

残念ながら「ひがしまち街角広場」はあと2年ほどで解散することになっていますが、「ひがしまち街角広場」の解散は、地域にとって大切な人材の活躍の場、人材が育つ場を失うということでもあると考えています。