財団法人大阪府千里センターが発行する『千里』に「ひがしまち街角広場」に関する記事が掲載されました。
▼今月号4面の「千里の森の再生と夢」は、ひがしまち街角広場3周年記念の催しに参加したときに得た、とても価値あるおみやげである。当日は地元住民の手づくりによる野外バーベキューもあって、楽しい一日だったが、老若参加型のまちづくりの見本を見ているような感じでもあった。
▼大阪大学の本拠地は吹田市山田丘。北千里駅から徒歩で登校する学生も多く、千里とはお隣さん同士である。今回の「千里の森・・・」の記事は、大学院建築工学専攻の助教授・院生らのコーディネートスタッフと阪大工学部学生の協力によるが、スタッフの多くは、実はひがしまち街角広場ができて以来の常連さん。千里を題材としたいろんな研究成果の発表をこれまでにも何回か行ってきた。住民と一緒になって製作発行している「千里の絵はがき」も彼らの発案と実行によるものである。
▼大学院助教授らのすすめで行った今回の建築模型の発表会は、パソコンとパネルを持ち込んでの披露だったが「記事にさせてほしい」と頼むと、快く引き受けてくれたものである。発表の後、住民の皆さんや学生さんらと一緒になって楽しんだ野外パーティー。阪大のみなさんも地域に密着し、千里の新たなまちづくりに寄与していることに心強さを実感した一日でもあった。
※「せんり」・『千里』財団法人大阪府千里センター 第481号 2004年12月1日